ヨーグルトメーカー IYM-013を使い、森永ギリシャヨーグルトパルテノを作ってみました。
パルテノといえば「濃厚でクリーミー、そして酸味が少ない」のが特徴のギリシャヨーグルトです。
この記事では、ヨーグルトメーカーを使い、
パルテノの味が再現できるのか?
自家製パルテノを無事量産できるのか?
自家製パルテノの作り方を写真解説付きにてご紹介します。
どうも!yogurtter(ヨーグルッター)です。
わたしは、ヨーグルトが好きで毎日食べています。
そして、食べたヨーグルト(ドリンクタイプを含む)の記録を当ブログ「ヨーグルトな生活」にて公開しています。
できる限り違う種類のヨーグルトを食べたり、飲んだりしてレビューを中心に更新しています。
目標は500種類のヨーグルトをレビューすることです。
ギリシャヨーグルトパルテノとは
2011年9月に日本で初めてデビューしたギリシャヨーグルトである、森永ギリシャヨーグルトパルテノは、水切り製法によって、丁寧にヨーグルトの水分を取り除くことで、美味しさと栄養が残されています。つまり、ギリシャヨーグルト特有の濃厚でなめらかな食感は栄養のしるし。
森永ギリシャヨーグルトブランドサイトより引用
わたし自身もパルテノは過去に何種類か食べています。パルテノの実食レビュー記事はこちら>>>「パルテノ一覧」をご覧ください。
高タンパク質なギリシャヨーグルトの中でも、パルテノは濃厚なのに、とてもなめらかな食感で食べやすく、人気のギリシャヨーグルトです。しかし、お値段がちょっと高めなため、毎日継続して食べるには及び腰になりますね。
そこで、今回はギリシャヨーグルト パルテノをアイリスオーヤマのヨーグルトメーカー 「IYM-013 」を使い、自家製パルテノの量産にチャレンジです。
パルテノ作りに必要なもの3つ
- ヨーグルトメーカー IYM-013
- 牛乳
- 森永ギリシャヨーグルト パルテノ
1.ヨーグルトメーカー
簡単な操作でできる自家製ヨーグルト作りに欠かせないのものは、「ヨーグルトメーカー」です。
わたしが使っているのは「アイリスオーヤマ ヨーグルトメーカー IYM013 」です。
この「IYM013 」の主な特徴は以下の5つ
- ヨーグルトはもちろん、飲むヨーグルトができる
- 細かい設定不要の自動メニュー搭載
- 牛乳パックのまま作れるので衛生的
- 1℃刻みの温度設定ができる(25℃から65℃まで)
- 1時間刻みのタイマー設定ができる(1時間から48時間まで)
アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーIYM013 について、興味を持たれた方は、ぜひ下記の記事も合わせてお読みください。
「IYM-013 」を選んだ理由・おすすめポイント・気をつけたい点などをまとめた記事です。
2.牛乳
ヨーグルト作りに使用する牛乳には、下記の点を注意しましょう。特に「種別(種類別名称)」はよく確認してから【牛乳】を選びましょう。
★注意★
- 使用する牛乳は、種類別の欄に「牛乳」と記載してあるものを使用する
- 飲むヨーグルトはキャップタイプの牛乳パックでは作れない
- 「低温殺菌牛乳」「乳飲料」「加工乳」などはヨーグルト作りに適さない
- 牛乳は冷蔵庫から出してすぐのもを使用
- 牛乳パックは必ず未開封の新しいものを使用
3.パルテノ
ヨーグルト作りの種菌となるヨーグルトは、今回は「森永ギリシャヨーグルト パルテノ」です。
パルテノには「プレーン」、ブルーベリーなどの「定番のフレーバー」の他、オレンジやレモンなど「季節限定のフレーバー」などがありますが、自家製ヨーグルトは「プレーン」を選び、あとからお好きな味を加えるのがいいでしょう。
ギリシャヨーグルトパルテノの作り方画像解説付き
- 計量
- 投入
- 撹拌
- 設置
- 発酵
- 完成
牛乳とヨーグルトを計量
ヨーグルトメーカーを「IYM013 」使って自家製ヨーグルトを作る際に気をつけたい点の1つである
「計量」
基本的には、牛乳「9」に対して、ヨーグルト「1」の割合なっています。
この割合を最初のうちは、忠実に守ろうと思います。そして、何度か自家製ヨーグルトを作ってみて、微調整が感覚的にわかってきたら、牛乳の量を更に減らし、ヨーグルトの量を増やすなどのパターンも試してみたいと思います。
「IYM013 」では、牛乳はパック1本を本体にセットできます。容量は「1000ml」と「500ml」に対応しています。
今回のヨーグルト(パルテノ)作りに使う牛乳は「雪印メグミルク 牛乳」です。容量は「1000ml」です。もちろん、種別が「牛乳」であれば、メーカー・ブランドはどれを選んでも問題ないと思います。
※今後は、「ヨーグルトは同じ種類」&「牛乳は種類を変える」の組み合わせで、どの組み合わせがおすすめできるかも試してみたいと思います。
そして、ヨーグルトは「森永ギリシャヨーグルト プレーン加糖」を使います。パルテノは容量「100g」なので、計量は不要。
パルテノを牛乳パックへ投入
牛乳を「900ml」、パルテノは「100g」だから計量せず、そのままヨーグルト(パルテノ)を牛乳パックへ投入します。
牛乳パックの注ぎ口は両側全開にして、ヨーグルトを中へ入れます。
この時に注意したい点は
容器や牛乳パックの内側を「素手で触らない」ことです。
ヨーグルトと牛乳をよくかき混ぜる
ヨーグルトを入れた牛乳をパックのままよくかき混ぜます。更に良くかき混ぜます。
この時に注意したい点は
「よくかき混ぜる」ことです。
ヨーグルトが牛乳と混ざっていないと、ヨーグルトの仕上がりにムラができたらい、よく固まらなかったりすることがあります。
牛乳パックをヨーグルトメーカーへセットする
牛乳パックの中でヨーグルトをよーくかき混ぜたら、牛乳パックの開閉部分に「IYM013 」に付属のクリップをはめてフタをしめ、「IYM013 」本体の中へ入れてセットします。
自動メニューのスイッチ・オン
牛乳パックのセットができたら、「IYM013 」の「自動メニュー」より「プレーン」を選び、あとはスタートボタンを押して、
9時間待てばヨーグルト、今回は自家製パルテノの完成のはず。。。。。
自家製パルテノの出来上がり
9時間経ち発酵が終了すると、一度だけ「ピロリ〜ン」と音がなりしらせてくれます。ただし「1回だけ」なので聞き逃すことのほうが多いと思います。
9時間後「IYM013 」本体のフタは中が水蒸気がいっぱいです。
自家製パルテノのレビュー
自家製パルテノは若干水分が多い
完成した自家製パルテノですが、正直やはり自家製のためか?パルテノの濃厚でクリーミーな印象はありません。
しかし、以前作った「明治ブルガリアヨーグルト」よりは、液状化にはなりませんでした。
一流メーカーが研究して作り上げられている「商品」をそのままコピー・復元できるものではありませんね。
自家製パルテノは若干水分が多いようです。
これなら、パルテノを量産というレベルではないですが、「ゆるめのパルテノ」と割り切れば、ヨーグルト自体はおいしく出来上がっていました。
パルテノほどクリーミーではありませんが、それなりになめらかさのあるヨーグルトです。さらに付属の水切りカップを使って、水分を除けば、より一層クリーミーな仕上がりになるのではないでしょうか?
この記事を書いたあとに「水切り」作業をしました。詳細は記事の最後に追記しました(21.09.28)
自家製パルテノの保存方法
自家製パルテノの保存容器ですが、わたしは「Iwakiの耐熱ガラス 密閉容器 キャニスター」を購入し、使っています。
最初は100均の容器に入れていましたが、熱湯消毒が面倒で、こちらを購入。
この耐熱容器は、水を少し入れレンジで加熱すれば、「消毒」が簡単だからです。
容量も1000mlなので自家製ヨーグルトの保存にちょうどいいです。
自家製パルテノおすすめな食べ方
今回、パルテノ プレーンほんのり加糖を使い、自家製パルテノ作りをしましたが、本家パルテノより甘さが弱いです。
もちろん、甘さ控えめがお好みならそのままでいいでしょう。
しかし、わたしはジャムを入れ食べた方が、よりおいしく食べることができました。
IYM-013でほぼパルテノにできるひと手間
記事を最初に掲載した時点では、アイリスオーヤマのヨーグルトメーカー「IYM013 」で作るパルテノは、なんとなく水分が多めな「ゆるめパルテノ」でした。
ここからは先は追記(21/09.28)となります。
「IYM013 」に付属のギリシャヨーグルト用の水切りカップを使って、「水切り」作業の一手間を加えると、「ほぼパルテノ」になります。
自家製パルテノは、「IYM013 」の自動メニューを使い作ると、通常のプレーンヨーグルトよりは「まったり感」がありますが、パルテノ本来の滑らかさはありません。
そこで付属の水切りカップに、紙フィルターを入れ、その中へ自家製パルテノである「未だパルテノ」を入れます。この時点ではヨーグルトに水分が含まれてる感じがわかりますね。
そして、冷蔵庫へ入れ3時間程度放置。
すると。。。。
水分が少なくなり、フィルターから取り出すと「山」を作れるほどズッシリとしたヨーグルトになり、
まさに「ほぼ 森永ギリシャヨーグルト パルテノ」と言えるのではないでしょうか?
自家製ヨーグルトのいいところですが、この「水切り」作業時間を、短めにするか?長めにするか?によってヨーグルトに含まれる水分量も、自分好みに調整できる点は、自家製ヨーグルトのメリットではないでしょうか?
パルテノを目指すなら根気が必要
ヨーグルトメーカー「IYM013 」を使って「森永のギリシャヨーグルトパルテノ」を作りを目指すなら「根気」あるいは「忍耐」がいりますよ。
だって、ヨーグルト自体を量産するのに「9時間」さらにひと手間加えて、水切りに「3時間」程度の時間がかかります。
合計12時間ひたすら待つだけです。
もちろん、最初に牛乳の量を計り、ヨーグルト(パルテノ)を入れたり、できたヨーグルトを更に水切りさせてり、いくつかの作業工程はありますが、基本「待つ」だけです。
この手間さえ惜しまなければ「おいしい」「ほぼパルテノ」が量産できます。
ただし、「甘さ」はあまりありません。ヨーグルトを作る時点で砂糖などを入れるのも1つの方法かもしれませんが、私個人のオススメは「プレーン」を作り、完成後に自分好みの「甘さ」に仕上げるのが、より一層おいしい自家製パルテノが食べられるのではないでしょうか?
IYM013でパルテノ作りまとめ
今回の記事「ヨーグルトメーカーIYM-013を使ったギリシャヨーグルトパルテノの作り方!自家製パルテノを量産」では、2つのことを検証してみました。
- パルテノの味が再現できるのか?
- 自家製パルテノを無事量産できるのか?
パルテノの味が再現できるのか
今回使用したパルテノは「プレーン加糖 ほんのり甘い」です。
出来上がった「自家製パルテノ」の「味」は、本家より「甘さ」はありません。ヨーグルト100gに含まれる「ほんのり甘い」程度の甘さを、牛乳900mlの中へ入れるので、当然「甘さ」は弱く(薄く)なりますね。
だから、「味」の再現は、自動メニューで作っただけではできません。
また、パルテノの「粘力」というか「滑らかさ」は、「味」同様に「IYM-013 」の自動メニューをつかっただけでは再現できません。
自家製パルテノを無事量産できるのか?
しかし、「水切り」をすることによって、パルテノの持つ「粘力」「滑らかさは」再現できます。そして、味はパルテノとは違いますが、パルテノにはない自分好みのフレーバーや甘さのパルテノが量産できます。
パルテノが好きで、毎日食べているような人は、ヨーグルトメーカーを使って自家製パルテノを作ってみるのも、オリジナル・パルテノができて楽しいかもしれませんよ。
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