ヨーグルトの食品表示読み方・活用法ここを見よう!

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ヨーグルトのパッケージには、原材料」「栄養成分表示」「賞味期限」など、そのヨーグルトに関する様々な情報が記載されています。

このパッケージにかかれている内容を理解することで、「どんなヨーグルトなのか?」ある程度のことはわかるのため、あなたがヨーグルトを選ぶときの判断基準の1つになるのではないでしょうか?

ヨーグルトのパッケージに表示されている栄養成分表示はもちろん、「ビフィズス菌」「ガゼイ菌」など配合されている乳酸菌の種類や働きを理解し、「腸の働きを助ける」「たんぱく質が気軽に摂れる」ヨーグルトなど、用途に合わせたものが選べることは、健康管理や体重管理などにも役に立つことでしょう。

本記事は、下記サイト・情報より一部引用・抜粋・参考に作成いたしました。

商品情報(グリコ・BIfixヨーグルト)
商品情報・食品表示例(グリコ・BIfixヨーグルト)より

食品表示は義務付けられています

ヨーグルトのパッケージにかかれている情報については、「食品表示法」という法律によって、「消費者等へ販売される全ての食品に食品表示」が義務付けられている内容がかかれています。

そのため、この「食品表示」に記載されている内容を理解するとで、スーパーマーケットやコンビニなどで販売されている食品を購入する際に役立つ知識になりますね。

本記事では「ヨーグルト」が食品表示法では「加工食品」として分類されているので、それに沿って調べてみました。

参考:消費者庁「早わかり食品表示ガイド」より

加工食品としての表示事項

加工食品の表示事項
  1. 名称
  2. 保存の方法
  3. 消費期限または賞味期限
  4. 原材料名
  5. 添加物
  6. 内容量または固形量及び内容総量
  7. 栄養成分の量及び熱量
  8. 食品関連事業者の氏名または名称及び住所
  9. 製造所又は加工所の所在地及び製造者又は加工者の氏名又は名称等

上記「表示事項」以外にも「トクホ(特定保健用食品)」や「機能性表示食」にはそれぞれ表示概要が決められています。

特定保健用食品」の場合

  • 「特定保健用食品である旨」
  • 「許可等を受けた表示の内容」
  • 「一日当りの摂取量の目役」等

機能性表示食品」の場合

  • 「機能性表示食品である旨」
  • 「科学的根拠を基にした機能性について、消費者庁長官に届け出た内容」
  • 「届出番号」
  • 「一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量」
  • 「機能性及び安全性について国による評価を受けたものではない旨」
  • 疾病の診断、治療、予防を目的としたものではない旨」等

ヨーグルトの概要(食品表示)

種類別(種別)とは

食品表示による「名称」は、「表示をしようとする加工食品の内容を表す一般的な名称を表示する」となっております。ただし、「乳及び乳製品」には別途ルールがあります。

乳(生乳、生山羊乳及び生めん羊乳を除く。)及び乳製品は、乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(昭和 26 年厚生省令第 52 号)第2条の定義に従って種類別を表示してください。

引用元:消費者庁「早わかり食品表示ガイド」11ペジ名称より

この「ヨーグルトな生活」で取り上げる「ヨーグルト」や「飲むヨーグルト」などは【種別】として「発酵乳(はっ酵乳)」や「乳等を主成分とする食品」や「乳酸飲料」などとなります。(一部、例外を含む)

発酵乳(はっ酵乳)とは

発酵乳(はっ酵乳)」とは、乳又はこれと同等以上の無脂乳固形分を含む乳等を乳酸菌又は酵母で発酵させ、糊状又は液状にしたもの又はこれらを凍結したものをいう。

」とは、生乳、牛乳、特別牛乳、生山羊乳、殺菌山羊乳、生めん羊乳、成分調整牛乳、低脂肪牛乳、無脂肪牛乳及び加工乳をいう。

乳等を主要原料とする食品とは

乳等を主要原料とする食品」とは、乳化剤や安定剤を加えたもので、脂肪の種類により次の3つがあります。 乳脂肪だけのもの 乳化剤、安定剤を加えてあるので、分離しにくく使いやすい。 混合脂肪のもの 乳脂肪の一部をヤシ油、バーム油などの植物性脂肪に置き換えたもの。 植物性脂肪のもの 乳脂肪すべてを植物性脂肪に置換えたもの。軽く、さっぱりした風味。
出典:高梨乳業「よくいただく質問FAQ」より
グリコ『BifiX高濃度ビフィズス菌ドリンク』は「食物繊維×ビフィズス菌 おいしい相乗効果」生きて届きおなかで増えるビフィズス菌BifiXと食物繊維イヌリンが入ったビフィズス菌飲料。1本に800億個のビフィズス菌がつまった高濃度タイプのドリンクだから、手軽にビフィズス菌補給できるようだけど、「お味」は残念!?
乳等を使用原料とする食品「グリコBifixビフィズス菌ドリンク」

無脂乳固形分とは

無脂乳固形分」とは、牛乳から水分と乳脂肪分を除いた成分で、たんぱく質、炭水化物、ミネラル、ビタミンなど、牛乳中の栄養をいいます。
牛乳の組成図
出典 日本乳業協会「牛乳の組成」より

乳脂肪分とは

乳脂肪分」とは、乳脂肪分は牛乳のコクに影響を与え、含有率が高くなるほどコクが増します。(日本乳業協会より)

原材料とは

ヨーグルトに使われている「原材料」は、種類によってきりがないくらい、多種多様なものがあります。代表的なものを一例としてあげてみましょう。

主な原材料の定義

乳製品とは

乳製品」とは,クリーム、バター、バターオイル、チーズ、濃縮ホエイ、アイスクリーム類、濃縮乳、脱脂濃縮乳、無糖練乳、無糖脱脂練乳、加糖練乳、加糖脱脂練乳、全粉乳、脱脂粉乳、クリームパウダー、ホエイパウダー、たんぱく質濃縮ホエイパウダー、バターミルクパウダー、加糖粉乳、調製粉乳、発酵乳、乳酸菌飲料(無脂乳固形分3.0%以上を含むものに限る。)及び乳飲料をいう。(省令より)
生乳とは「搾りたての牛の乳」
生乳とは「搾りたての牛の乳」

生乳とは

生乳」は、搾取したままの牛の乳をいう。(省令より)

生乳とは、「牛から搾った乳」そのものです。牧場で「牛の乳搾り体験」など行ったことはある人もいるでしょうけど、「搾りたて乳」をそのまま飲んだりはしませんよね。

いくら搾りたてとはいえ、さすがに「搾りたての乳」には細菌など含まれているし、衛生的にも抵抗ありますね。

生乳とは、言葉通り「生の乳」牛から搾られた乳そのもの。殺菌など手を加えていない状態のもののことです。

脱脂粉乳とは

脱脂粉乳」とは、生乳、牛乳又は特別牛乳の乳脂肪分を除去したものからほとんどすべての水分を除去し、粉末状にしたものをいう。(省令より)

原材料と添加物の表示について

食品表示基準のルールでは、「原材料名」と「添加物」の表示の仕方は以下の4パターンがあります。

表示例1

原材料名いちご、砂糖
添加物ゲル化剤(ペクチン)、酸化防止剤(ビタミンC)
「原材料名」と「添加物」をそれぞれ事項名を設けて表示

表示例2

原材料名いちご、砂糖/ゲル化剤(ペクチン)、酸化防止剤(ビタミンC)
スラッシュで区分して表示する方法
原材料の表示例「明治タンパクト砂糖不使用」
原材料の表示例「明治タンパクト砂糖不使用

ヨーグルトの原材料表示については、この「表示例2」のパターンが多いような気がします。ヨーグルトの容器自体がそれほど大きくなないので、限られたスペースで、必要事項を記載するとなるとこのパターンが多いのも納得です。

表示例3

原材料名いちご、砂糖
ゲル化剤(ペクチン)、酸化防止剤(ビタミンC)
改行して表示する方法

表示例4

原材料名いちご、砂糖
ゲル化剤(ペクチン)、酸化防止剤(ビタミンC)
別欄に表示する方法

原材料は、最も一般的な名称で、使用した重量の割合の高い順に表示されています。添加物は、使用した重量の割合の高い順に表示されており、その表示方法は大きく次の3つに分類されています。


●物質名(その物質名を表示する。)
※物質名は、定められた簡略名(例:塩化カルシウム→塩化 Ca)や、類別名(例:香辛料抽出物→香辛料、スパイス)による表示も認められています。

●用途名(使用の目的・用途を併せて表示する。)
 例:甘味料(キシリトール)、着色料(β-カロテン)、保存料(ソルビン酸)等

●一括名(同様の機能・効果を有するものを一括表示する。)
 例:香料、酸味料、pH 調整剤、乳化剤等

原材料を見るときの注意

原材料を読めば、どんな材料が使われているのかがわかります。ただし、ここで気をつたいのが「アレルギー物質」の表示のされ方です。

原材料の1つ1つのあとに「アレルギー物質」が記載されているものと、最後にまとめて記載されているものがあります。

当然、原材料のあとに1つ1つ表示があれば、どの原材料にどんなアレルギー物質が含まれているのかひと目で確認できます。

でも、最後にまとめて記載がある「一括」のものでは、どの原材料にどんなアレルギー物質が含まれているかがわかりません。

食物アレルギーのある方は注意しておきたい点ですね

栄養成分表示の見方

「栄養成分表示」があることで、「食品にどのような栄養成分がどのくらい含まれているのかが一目でわかるようになっています。

栄養成分表示では、以下の5項目が義務表示となっています。

義務つけられている栄養成分5項目
  • エネルギー(熱量)
  • たんぱく質
  • 脂質
  • 炭水化物(糖質+食物繊維)
  • ナトリウム(食塩相当量で表示されている)

これら義務付けされている「栄養成分」以外にも「飽和脂肪酸」や「食物繊維」などの「推奨さている栄養成分」や「ミネラル」や「ビタミン」など「任意で表示される栄養成分」などが表示されています。ヨーグルトでは「カルシウム」が義務付けられている栄養成分5項目以外の表示で書かれていることが多いです。

これからの「栄養成分表示」の見方・意味(どのようなものか)がわかると、その活用の仕方や効果がなどがわかるようになり、目的にあったヨーグルト選びの参考になることでしょう。

3大栄養素とは

健康な生活を営むために我々は食品や料理から栄養素を取り入れています。栄養素のバランスが大事といわれるのは、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルといった、栄養素を過不足が無いように組み合わせることが健康な身体の維持・増進に資するためです。

引用」消費者庁「栄養成分表示を活用しよう」より
3大栄養素

エネルギーを産生する大切な栄養素です

  1. たんぱく質
  2. 脂質
  3. 炭水化物(糖質+食物繊維)

エネルギー(Kcal)

エネルギー(Kcal)」とは生きて体を動かす大切な活動の源であり、キロカロリー(kcal)の単位で表されます。このため、よく「カロリー」と呼ばれます。成人女性の多くは1日に約2,000kcalに相当する食べ物を食べ、約2,000kcalのエネルギーを使っていると考えられます。

グリコ/栄養成分百科より)
おやつにヨーグルトはオススメできるカロリー(イラスト出典:e-ヘルスより)

炭水化物とは

炭水化物」は「糖質」と「食物繊維」に分けられます
炭水化物の最も重要な役割は、エネルギー源としての機能です。糖質は体内で分解されると、ぶどう糖等になります。
脳や神経組織等の組織は、通常ぶどう糖しかエネルギー源として利用できないため、糖質は重要な栄養素です。しかし、余分に摂りすぎると脂肪に変わり肥満の原因となります。
• ご飯、パン、麺、芋、砂糖や砂糖を多く使ったジュースやお菓子

糖質とは

糖質」は、体内で分解されると、ぶどう糖等になります。
脳や神経組織等の組織は、通常ぶどう糖しかエネルギー源として利用できないため、糖質は重要な栄養素です。しかし、余分に摂りすぎると脂肪に変わり肥満の原因となります。
• ご飯、パン、麺、芋、砂糖や砂糖を多く使ったジュースやお菓子

食物繊維とは

食物繊維」とは、食物繊維は消化・吸収されずに、小腸を通って大腸まで達する食品成分です。便秘の予防をはじめとする整腸効果だけでなく、血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下など、多くの生理機能が明らかになっています。現在ではほとんどの日本人に不足している食品成分ですので、積極的に摂取することが勧められます。(e-ヘルスネットより)

食物繊維は推奨表示で、義務表示ではありませんが、健康志向の高まりから、表示されている食品もあります。また、食物繊維が豊富な穀類などは糖尿病などの生活習慣病予防の観点からも積極的に取り入れたいものです。

たんぱく質(タンパク質)とは

たんぱく質(タンパク質)」とは、人体の骨格や筋肉などの組織を構成する主要な要素であるとともに、酵素やホルモンの材料として代謝を調整するなど様々な機能を果たしており、生命の維持に不可欠です。
• 肉、魚、卵、大豆・大豆製品、乳・乳製品等に多く含まれています。

ナトリウム(食塩相当量)とは

「ナトリウム」とは、人体に必要なミネラルの一種で、主に食塩(塩化ナトリウム)の形で摂取されています。 成人の体内では、ほとんどが細胞の外の体液(細胞外液)に含まれています。細胞外液の浸透圧を調節して、細胞外液量を保つなどの役割を持っています。

食品表示基準では、「ナトリウム」は「食塩相当量」に換算して記載することが規定されています。

脂質とは

「脂質」とは、細胞膜の主要な構成成分です。また、脂溶性ビタミンの吸収を助けます。また、人の生命維持に不可欠なエネルギー源である一方、摂りすぎると肥満や心疾患のリスクを高めます。

• 脂身の多い肉、油、マーガリン、バターや、油を多く使った揚げ物やスナック菓子、洋菓子に多く含まれています。

カルシウム

カルシウム」とは、人体に最も多く含まれるミネラルであり、骨や歯を形成する。ごく一部は、カルシウムイオンとして血液や筋肉、神経内にあり、血液の凝固を促して出血を予防するほか、心筋の収縮作用を増し、筋肉の興奮性を抑える働きもあります。骨格を構成する重要な物質であるため、不足すると骨が十分に成長せず、骨粗鬆症の原因にもなります。(e-ヘルスより)

ヨーグルトの食品表示の読み方・活用法まとめ

ヨーグルトの容器に書かれている「食品表示」の内容を理解することで、どんな栄養素がどのくらい含まれているか?原材料はどんなもので、アレルギー物質は含まれているか?など読み取れます。

食品表示の読み方・見方がわかれば、「アレルギー物質の誤食・誤飲防止」や「カロリー計算」・「体重管理」などにも役立てることが出来ます。

また、「おいしいヨーグルト」を食べたとしても、その『美味しさ』がどこから来ているのか?原材料の種類が少ないのに「美味しいヨーグルト」と、原材料にあれやこれやと多くのものが含まれている「作られた美味しさのヨーグルト」との違いを自分で知っていて食べるのと、知らずに食べてしまっているのでは、大きな差があります。

健康のため、ダイエットのためと思い、ヨーグルトを食べていても、「栄養成分」や「原材料」など注意をしていなければ、かえって自分が望んでいたものとは反対の結果になってしまうことも考えられます。

このように「食品表示」に書かれていることを理解すれば、ヨーグルトだけではなく、食品全般を購入する際に、きっと役立つはずです。

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